今回は日常会話でもよく使う「免除する」を意味する「dispensar(ディスペンサール)」について詳しく解説していきます!
dispensar他のサイトではあまり解説されていない「類義語」「対義語」「語源」などについても詳しく解説しているので、是非参考にしてください!
まずは「dispensar」について1分で理解しよう!
「dispensar」は動詞で、「免除する」や「許す」という意味を持ちます。
一般的には、ある人や事柄に対して責任や義務を免除することを指します。
例えば、「彼は試験を免除されました」という場合は「Él fue dispensado del examen」と表現します。
この単語は特に、義務や責任から解放される状況で使われます。
ネイティブスピーカーは「dispensar」をどんな場面で使う?
ネイティブスピーカーは「dispensar」を、学校や職場、法的な場面などで、特定の義務や責任からの免除を表す時によく使います。
たとえば、特別な事情により試験を受けない場合や、特定の業務が免除される場合などで頻繁に用いられます。
「dispensar」の難易度は?一般的に使うの?
難易度は4程度です。
この単語は日常会話ではあまり使われませんが、法律や教育の文脈では重要な語彙です。
難易度はネイティブが10段階で評価(10が最も難しく5が高校レベル程度)
例文で「dispensar」をマスターしよう!
例文1
例文: Ella fue dispensada.
カタカナ読み: エジャ フエ ディスペンサーダ
和訳: 彼女は免除されました。
文法:主語「Ella(彼女)」と動詞「fue(だった)」、過去分詞「dispensada(免除された)」の組み合わせで、受動態です。
例文2
例文: No necesito dispensar excusas.
カタカナ読み: ノ ネセシト ディスペンサール エクスカサス
和訳: 言い訳を免除する必要はありません。
文法:これはSVO(主語-動詞-目的語)の構造で、「necesito(必要です)」という動詞が主文で、「dispensar(excuseを免除する)」が不定詞として目的語に関連しています。
例文3
例文: El profesor dispensa tareas.
カタカナ読み: エル プロフェソール ディスペンサ タレアス
和訳: 先生は課題を免除します。
文法:ここでは「dispensa(免除する)」が動詞で、主語「El profesor(先生)」が行動を実行しています。
目的語として「tareas(課題)」が使われています。
「dispensar」の発音をマスターしよう!
発音記号: [dis.
penˈsar]
カタカナ読み: ディスペンサール
発音のポイント:スペイン語の「dispensar」の音節はそれぞれはっきりと発音され、特に「pen」にアクセントがあります。
「dispensar」の類義語はどんなものがある?
類義語: "eximir"(エクスィミール) 「dispensar」と「eximir」の両方は「免除する」という意味ですが、「eximir」は通常、法的または正式な文脈で使われ、より厳密な意味合いを持ちます。
例文: El juez eximió al acusado.
カタカナ読み: エル フエス エクシミオ アル アクサド
和訳: 裁判官は被告を免除しました。
「dispensar」の対義語はどんなものがある?
対義語: "obligar"(オブリガール) 「dispensar」の対義語は「obligar」で、「強制する」や「義務づける」という意味です。
責任や義務を課すニュアンスがあるため、全く逆の意味となります。
例文: El profesor obliga a los estudiantes a asistir.
カタカナ読み: エル プロフェソール オブリガ ア ロス エスチュディアンテス ア アシスティール
和訳: 先生は学生に出席させる。
「dispensar」を語源から学ぼう
語源: 「dispensar」はラテン語の「dispensare」から派生し、「分配する」「割り当てる」という意味を持ちます。
この語源には、責任や義務を配分することからの派生です。
似た語源を持つ単語には、「dispensación(分配、免除)」や「dispenser(配分者)」があります。