今回は日常会話でもよく使う「その時」を意味する「entonces(エントンセス)」について詳しく解説していきます!
entonces他のサイトではあまり解説されていない「類義語」「対義語」「語源」などについても詳しく解説しているので、是非参考にしてください!
まずは「entonces」について1分で理解しよう!
「entonces」は接続詞や副詞として使われ、「その時」や「それなら」という意味を持ちます。
時間的な文脈で使われることが多く、前の文の内容をごまかすもしくは関連づける役割を果たします。
例えば、「彼は遅れています。
だから、私たちは出発しなかった。
」という場合、スペイン語では「Él llegó tarde, entonces no salimos」と表現します。
この言葉は話の流れをスムーズにするために重宝されます。
ネイティブスピーカーは「entonces」をどんな場面で使う?
ネイティブスピーカーは「entonces」を会話の中で何かの理由や結果を示したり、対比したりする際に使います。
特に日常会話や説明をする時には、話のつながりを明確にするためによく用いられます。
「entonces」の難易度は?一般的に使うの?
難易度は3程度です。
日常会話で頻繁に使われるため、理解しやすく、学習者も取り入れやすい表現です。
難易度はネイティブが10段階で評価(10が最も難しく5が高校レベル程度)
例文で「entonces」をマスターしよう!
例文1
例文: Quiero helado, entonces voy a la tienda.
カタカナ読み: キエロ エラード エントンセス ボヤ ア ラ ティエンダ
和訳: アイスクリームが欲しいので、店に行きます。
文法:これは主語「yo」(私は)を省略し、目的を示す「quiero」(欲しい)と結果を示す「entonces」(だから)をつなげています。
例文2
例文: No tengo dinero, entonces no puedo comprarlo.
カタカナ読み: ノ テンゴ ディネロ エントンセス ノ プエド コンパルロ
和訳: お金がないので、買うことができません。
文法:この文では「no」(ない)と「tengo」(持っている)、「puedo」(できる)を使い、「entonces」で因果関係を強調しています。
例文3
例文: Estudia mucho, entonces tendrás éxito.
カタカナ読み: エスティディア ムーチョ エントンセス テンドラス エクシト
和訳: あなたがたくさん勉強するなら、成功するでしょう。
文法:「estudia」(勉強する)という動詞の命令形を使用し、「entonces」で条件と結果をつなげています。
「entonces」の発音をマスターしよう!
発音記号: [enˈton.
ses]
カタカナ読み: エントンセス
発音のポイント:最初の「en」は軽く発音され、「ton」部分に強勢があり、次の「ses」が流れるように続くので、リズミカルに発音します。
「entonces」の類義語はどんなものがある?
類義語: "por lo tanto"(ポル ロ タント) 「entonces」と「por lo tanto」は共に因果関係を示しますが、「por lo tanto」は「したがって」や「だから」という意味合いが強いです。
例文: No estudiaste, por lo tanto no aprobaste.
カタカナ読み: ノ エスティュディアステ ポル ロ タント ノ アプロバステ
和訳: 勉強しなかったので、合格しませんでした。
「entonces」の対義語はどんなものがある?
対義語: "sin embargo"(シン エンバルゴ) 「entonces」の対義語は、「しかし」という意味の「sin embargo」で、理由に対する反対や異なる結果を示します。
例文: Quería salir, sin embargo estaba cansado.
カタカナ読み: ケリア サリール シン エンバルゴ エスタバ カンサド
和訳: 出かけたかったが、疲れていました。
「entonces」を語源から学ぼう
語源: 「entonces」はラテン語の「tunc」という単語から派生しています。
「tunc」は「その時」を意味する言葉です。
同じ語源を持つ語として「ahora(今)」や「entonces(その時)」のような表現があります。