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[だれでも分かる]スペイン語で「要点を言う」を表す「ir al grano」についてネイティブに聞いてみた!例文から語源、発音まで徹底解説

今回は日常会話でもよく使う「要点を言う」を意味する「ir al grano(イール アル グラノ)」について詳しく解説していきます!

ir al grano

他のサイトではあまり解説されていない「類義語」「対義語」「語源」などについても詳しく解説しているので、是非参考にしてください!

まずは「ir al grano」について1分で理解しよう!

「ir al grano」は、直訳すると「穀物に行く」という意味ですが、実際には「本題に入る」や「要点を言う」という意味で使われます。

会話や文章で、無駄な前置きや詳細を省き、重要なことに集中したいときに用います。

例えば、「まずは要点を言ってください」と「Primero, ve al grano, por favor」に相当します。

この表現を使うことで、会話の効率を上げることができます。

ネイティブスピーカーは「ir al grano」をどんな場面で使う?

ネイティブスピーカーは、「ir al grano」を仕事の会議やプレゼンテーション、友人とのカジュアルな会話などで、長い説明や前置きを省いて要点を早く伝えたいときに使います。

特にビジネスシーンで、時間が限られている時に非常に便利な表現です。

「ir al grano」の難易度は?一般的に使うの?

難易度は4程度です。

特に口語表現として使われるため、日常生活で比較的よく見られるフレーズです。

難易度はネイティブが10段階で評価(10が最も難しく5が高校レベル程度)

例文で「ir al grano」をマスターしよう!

例文1

例文: Ve al grano.
カタカナ読み: ベ アル グラノ 和訳: 要点を言ってください。

文法:これは命令形の文で、主語は省略されています。

「ve」は「見る」の命令形です。

例文2

例文: Necesito que vayas al grano.
カタカナ読み: ネセシート ケ ヴァジャス アル グラノ 和訳: 要点を言ってほしい。

文法:主語「tú(君)」は省略されています。

「necesito」は「必要だ」の意味で、「que」の後は動詞の接続法形が続きます。

例文3

例文: Vamos al grano.
カタカナ読み: バモス アル グラノ 和訳: 本題に入りましょう。

文法:「vamos」は「行こう」の意で、主語は「私たち」を示し、「al grano」で「本題に」という意味になります。

「ir al grano」の発音をマスターしよう!

発音記号: [iɾ al ˈɡɾano] カタカナ読み: イール アル グラノ 発音のポイント:各部分がはっきりと発音され、「grano」の「g」は明るく響き、「a」はしっかり発音されます。

「ir al grano」の類義語はどんなものがある?

類義語: "ir al punto"(イール アル プント) 「ir al grano」と同様に「本題に入る」の意味ですが、より形式的な場面で使われることが多いです。

例文: Vamos a ir al punto.
カタカナ読み: バモス ア イール アル プント 和訳: 本題に入りましょう。

「ir al grano」の対義語はどんなものがある?

対義語: "dar rodeos"(ダール ロデオス) これは「遠回りする」や「くどくど話す」という意味で、要点を省略せず余計な説明をすることを指します。

例文: No quiero dar rodeos.
カタカナ読み: ノ キエロ ダール ロデオス 和訳: 遠回りはしたくないです。

「ir al grano」を語源から学ぼう

語源: 「ir al grano」は「穀物のところへ行く」という古い表現から派生しました。

ここで「grano」は穀物や粒の意です。

この表現は中世の農業から来ており、具体的に本質的な部分に行くことを意味しています。

似た語源の表現には、「ir al núcleo(核に行く)」や「ir al quid(本質に行く)」があります。

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