今回は日常会話でもよく使う「困窮している」を意味する「estar a dos velas(エスタル ア ドス ベラス)」について詳しく解説していきます!
estar a dos velas他のサイトではあまり解説されていない「類義語」「対義語」「語源」などについても詳しく解説しているので、是非参考にしてください!
まずは「estar a dos velas」について1分で理解しよう!
「estar a dos velas」はスペイン語で「困窮している」または「無一文である」という意味の表現です。
この表現は、何かに支えられずまったくお金がない状況を指します。
たとえば、友達に「最近、仕事がなくて困っている」と言う場合、「Estoy a dos velas」と言うことで、経済的に厳しい状況を伝えることができます。
この表現は、金銭的な問題や困難な状況を強調するためによく使用されます。
ネイティブスピーカーは「estar a dos velas」をどんな場面で使う?
ネイティブスピーカーは、経済的に困った状況や資金が不足している時に「estar a dos velas」を使います。
友達の会話や仕事について話す時、または自分の状況を説明する際に使われることが多いです。
「estar a dos velas」の難易度は?一般的に使うの?
難易度は6程度です。
日常生活での使用頻度は高くありませんが、特定の文脈で重要な表現となります。
難易度はネイティブが10段階で評価(10が最も難しく5が高校レベル程度)
例文で「estar a dos velas」をマスターしよう!
例文1
例文: Estoy a dos velas.
カタカナ読み: エストイ ア ドス ベラス
和訳: 私は困窮しています。
文法:主語「yo(私)」が省略され、「estoy(私は.
.
.
です)」が動詞、「a dos velas(無一文)」が付加的な意味を加えています。
例文2
例文: No tengo dinero, estoy a dos velas.
カタカナ読み: ノ テンゴ ディネーロ、エストイ ア ドス ベラス
和訳: お金がない、私は困窮しています。
文法:主語「yo(私は)」が省略され、「no tengo(持っていない)」が否定の動詞、「dinero(お金)」に続き、理由を説明します。
例文3
例文: Ella está a dos velas después de perder su trabajo.
カタカナ読み: エジャ エスタ ア ドス ベラス デスプエス デ ペルデル ス トラバホ
和訳: 彼女は仕事を失った後、困窮しています。
文法:動詞「estar(ある)」が使われ、「ella(彼女)」が主語、「después de(.
.
.
の後)」でその背景を説明します。
「estar a dos velas」の発音をマスターしよう!
発音記号: [esˈtaɾ a dos ˈβe.
las]
カタカナ読み: エスタル ア ドス ベラス
発音のポイント:各音節がはっきり発音され、「dos」と「velas」には強いアクセントが置かれます。
「estar a dos velas」の類義語はどんなものがある?
類義語: "sin recursos"(シン レクルソス) 「estar a dos velas」と「sin recursos」はどちらも困窮している状態を示しますが、前者はお金がないことに特化しています。
例文: Estoy sin recursos para viajar.
カタカナ読み: エストイ シン レクルソス パラ ビアハール
和訳: 旅行するための資金がありません。
「estar a dos velas」の対義語はどんなものがある?
対義語: "con recursos"(コン レクルソス) 「estar a dos velas」と「con recursos」は相反する表現で、後者は「資金がある」「豊かである」という意味を持ちます。
経済的に余裕があることを示します。
例文: Estoy con recursos suficientes.
カタカナ読み: エストイ コン レクルソス スフィシエンテス
和訳: 私は十分な資金があります。
「estar a dos velas」を語源から学ぼう
語源: 「estar a dos velas」という表現は、元々は航海における帆船の状態を示しています。
帆が2枚立てられた状態で進むことは、船が順調に進んでいることを示すため、逆に1枚も立っていないと困窮を示しています。
「vela」はスペイン語で「蝋燭」の意味もあり、状況によって象徴的な使い方が異なります。