今回は日常会話でもよく使う「最前線にいる」を意味する「estar al pie del cañón(エスタール アル ピエ デル カニョン)」について詳しく解説していきます!
estar al pie del cañón他のサイトではあまり解説されていない「類義語」「対義語」「語源」などについても詳しく解説しているので、是非参考にしてください!
まずは「estar al pie del cañón」について1分で理解しよう!
「estar al pie del cañón」は直訳すると「大砲の前にいる」という意味ですが、比喩的には「最前線で活躍する」や「危機に直面している状況で頑張る」という意味を持ちます。
仕事やタスクをしっかりとやり遂げる様子を表します。
例えば、「彼は常に最前線で仕事をしている」という場合、スペイン語では「Él siempre está al pie del cañón」と表現します。
ネイティブスピーカーは「estar al pie del cañón」をどんな場面で使う?
ネイティブスピーカーは、特に困難な状況で懸命に努力しているときや、責任感を持って仕事に取り組んでいる様子を表現する際に「estar al pie del cañón」を使います。
職場やチームプロジェクトの中で、積極的に参加している姿勢を強調したいときに使われます。
「estar al pie del cañón」の難易度は?一般的に使うの?
難易度は4程度です。
やや表現が長いため、学習者には難しい場合がありますが、日常会話でも使われるフレーズです。
難易度はネイティブが10段階で評価(10が最も難しく5が高校レベル程度)
例文で「estar al pie del cañón」をマスターしよう!
例文1
例文: Estoy al pie del cañón.
カタカナ読み: エストイ アル ピエ デル カニョン
和訳: 私は最前線にいます。
文法:主語「yo(私)」が省略されており、「estoy」が動詞「estar」の一人称単数の形です。
「al pie del cañón」は場所を示しており、全体で「私はその場にいる」という意味になります。
例文2
例文: Están siempre al pie del cañón.
カタカナ読み: エスタン シエンプレ アル ピエ デル カニョン
和訳: 彼らはいつも最前線にいます。
文法:「están」は三人称複数形で、主語「ellos(彼ら)」が省略されています。
「siempre(いつも)」は頻度を表し、「al pie del cañón」は場所を表しています。
例文3
例文: Ella está al pie del cañón en el trabajo.
カタカナ読み: エジャ エスタ アル ピエ デル カニョン エン エル トラバホ
和訳: 彼女は仕事で最前線にいます。
文法:主語「ella(彼女)」と動詞「está」が結びついており、「en el trabajo(仕事で)」は場所を示しています。
「al pie del cañón」が彼女の活躍の様子を表しています。
「estar al pie del cañón」の発音をマスターしよう!
発音記号: [esˈtaɾ al ˈpjɛ del kaˈɲon] カタカナ読み: エスタール アル ピエ デル カニョン 発音のポイント:単語ごとに区切ってクリアに発音します。
「al」(アル)は軽く発音され、「pie」(ピエ)には強勢があります。
「estar al pie del cañón」の類義語はどんなものがある?
類義語: "estar en la línea de fuego"(エスタール エン ラ リニア デ フエゴ) 「estar al pie del cañón」という表現と非常に似ており、日常的な危険や困難な状況に身を置いていることを強調します。
例文: Estoy en la línea de fuego en este proyecto.
カタカナ読み: エストイ エン ラ リニア デ フエゴ エン エステ プロジェクト
和訳: このプロジェクトで私は火の線にいます。
「estar al pie del cañón」の対義語はどんなものがある?
対義語: "estar fuera de combate"(エスタール フエラ デ コンバテ) 「combat(戦闘)」の外にいるという意味で、危険や責任から離れている状況を表します。
これは「estar al pie del cañón」の逆の意味です。
例文: Estoy fuera de combate hoy.
カタカナ読み: エストイ フエラ デ コンバテ ホイ
和訳: 今日は危機に関わっていません。
「estar al pie del cañón」を語源から学ぼう
語源: 「estar al pie del cañón」は直訳すると「大砲の前にいる」となり、戦争や戦闘に関連する表現から来たものです。
このフレーズは、屈強さや勇気を象徴するものであり、似たような表現には「dar la cara(顔を出す)」や「poner el pecho(胸を出す)」があります。