スペイン語を学ぶ

[だれでも分かる]スペイン語で「患者」を表す「paciente」についてネイティブに聞いてみた!例文から語源、発音まで徹底解説

今回は日常会話でもよく使う「患者」を意味する「paciente(パシエンテ)」について詳しく解説していきます!

paciente

他のサイトではあまり解説されていない「類義語」「対義語」「語源」などについても詳しく解説しているので、是非参考にしてください!

まずは「paciente」について1分で理解しよう!

「paciente」は名詞として「患者」、形容詞として「忍耐強い」という意味を持ちます。

医療の文脈では、病院や診療所にいる人を指し、「彼は病院の患者です」と言う場合は、「Él es un paciente del hospital」となります。

また、「忍耐強い」という形容詞での使用例として、「彼女はとても忍耐強いです」といった使い方もあるでしょう。

こうした文脈で、特に医療やカウンセリングの場面で頻繁に使われます。

ネイティブスピーカーは「paciente」をどんな場面で使う?

ネイティブは「paciente」という単語を、医療シーンやカウンセリングの場面で使用します。

患者として病院にいる人々を指す際や、医療従事者が患者に対して説明や指導を行う際に用いられます。

また、日常会話でも「忍耐強い」という形容詞として、様々な状況で多用されます。

「paciente」の難易度は?一般的に使うの?

難易度は4程度です。

特に医療関係者や患者には頻繁に使われますが、一般的な日常会話ではあまり登場しないです。

難易度はネイティブが10段階で評価(10が最も難しく5が高校レベル程度)

例文で「paciente」をマスターしよう!

例文1

例文: Ella es una paciente.
カタカナ読み: エジャ エス ウナ パシエンテ 和訳: 彼女は患者です。

文法:主語「Ella(彼女)」、動詞「es(である)」、名詞「paciente(患者)」から成るSVO(主語-動詞-目的語)構造の文です。

例文2

例文: El paciente necesita atención.
カタカナ読み: エル パシエンテ ネセシタ アテンシオン 和訳: 患者は注意が必要です。

文法:主語「El paciente(患者)」が動作主で、「necesita(必要とする)」が動詞、「atención(注意)」が目的語のSVO構造です。

例文3

例文: Los pacientes están esperando.
カタカナ読み: ロス パシエンテス エスタン エスペランド 和訳: 患者たちは待っています。

文法:主語が複数「Los pacientes(患者たち)」で、「están(いる)」が動詞、現在分詞「esperando(待っている)」が動作を表し、進行形を構成しています。

「paciente」の発音をマスターしよう!

発音記号: [paˈθjente](スペインの発音)または [paˈsjente](ラテンアメリカの発音) カタカナ読み: パシエンテ 発音のポイント:特に最初の音「pa」が強く、続く音節が滑らかに続くので、スムーズに発音します。

「c」が「θ」(または「s」)として発音されるため、発音に注意が必要です。

「paciente」の類義語はどんなものがある?

類義語: "enfermo"(エンフェルモ) "paciente"は患者を指しますが、"enfermo"は「病気の」または「病気である人」を意味します。

具体的には「病気の人」を指します。

例文: El enfermo está en casa.
カタカナ読み: エル エンフェルモ エスタ エン カーサ 和訳: 病気の人は家にいます。

「paciente」の対義語はどんなものがある?

対義語: "sano"(サノ) "paciente"は患者を意味しますが、"sano"は「健康な」という意味です。

患者であることと健康であることは対照的な概念であり、医療の文脈でよく使われます。

例文: Ella es una persona sana.
カタカナ読み: エジャ エス ウナ ペルソナ サノ 和訳: 彼女は健康な人です。

「paciente」を語源から学ぼう

語源: 「paciente」はラテン語の「patiens」から派生しており、「苦しむ」という意味があります。

この語源は「耐える」といった意味合いも持ち、苦しむ状態にある人、すなわち「患者」を表現しています。

似た語源の言葉には「patiente(忍耐強い)」や「padecer(苦しむ)」があります。

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